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ぼくの人生最初の入院は、痔の手術でした。
最初は、ともかく痛くて、病院へと駆けつけたのです。
しかし、中に溜まった大量の膿を外へと出してしまってからは、
もう痛くもなんともありませんでした。
それでも、患部を取り除いておかないと治療にならないとのことで、
ともかく手術を受けることになりました。
おっかなびっくり人生最初の手術を受けたぼく。
その後、トイレに行って、自分のお尻をゆっくりと撫でてみて驚きました。
なんと、ぼくのお尻、肛門のちょっと左側、
指三本がスッポリ入る程度に無くなっていたのでした。
これは、少し後になってから、仲良くなった看護師さんから聴いた話ですが、
人によってはお尻の片側の肉を殆どを取ってしまうこともあるのだそうです。
それを聞いて、またまた、ぼくはゾッとしました。
ちなみに、その看護師さんの話では、
その時、ぼくのお尻から切り取ったものの大きさは、
ちょうどぼくの握りこぶしぐらいとのこと。
でも、それは自分でも確認済でした。
ぼくは、トイレでシャガミながら、そこに自分の指を入れてみて、
大きさを推し測ってみたのです。
ですから、看護師さんが言う、ちょうど握りこぶしぐらいの大きさというのも、
納得できる話でした。
手術後の痛みもほとんどなく、
その後の入院生活は退屈そのものでした。
こうなると、仕事がしたくなるから不思議です。
普段の生活では休日が待ち遠しいものですが、
毎日が休日のような入院生活では、
かえって何もしないことが苦痛なのです。
人間は、本来的にゼイタクな生き物なのでしょうか。
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